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IAのワークショップに参加してきた。

昨日、前々から興味があった IA ( Information Architecture ) のワークショップに参加してきました。
講師は坂本貴史さんで内容は

  • 講義 ( IAやUXについての基礎知識の把握 )
  • 講義 + ミニワークショップ ( 専門用語と事例 )
  • ワークショップ ( サイト構造における設計 )
  • グループワーク ( 画面設計と企画 )
  • 発表・講評 ( まとめ )

で、これらを約3時間で行いましたよ。
仕事が基本、制作の下請けということもあり、案件に企画段階から入る!ということは本当に稀で、IAについては興味はあるものの調べずじまい。
名前や概念はなんとなーく知っている程度でした。
坂本さんの著書IAシンキング前日に購入しました。そんな感じで参加したので、内容についていくのに精一杯だったのですが、その分得るものは大きかったです。
ここではグループワークを振り返り、内容の再確認をしたいと思いますです。はい。

そもそもIAとはなんぞや?

という方、いてると思います。wikipediaの記事がわかりやすいのですが、昨日聞いたばかりの僕が一言で説明すると
\情報を分かりやすく提供するためのアプローチ方法/
です。
提供するといっても 誰に、何を、どのように提供するのかが分からないとアプローチも出来ません。
ですので、IAの始めのタスクは、誰に、何を、どのように行うべきかを決めます。

誰にニーズは?行動パターンは?
何をニーズからどういったコンテンツを用意する?行動から構造はどうする?
どのようにどういった技術を使う?デバイスは?

振り返る前に・・・

※ グループワークの内容はZusaarのようなイベント支援サービスのIAを考える。というものです。
ニーズを設定し、コンテンツを決めて、ワイヤーフレームに可視化していく。という流れになります。

※ グループワークは3人1組でユーザーがいつ利用するのか、前日、当日、後日に分けて作業していきます。
僕は前日を担当したので、当日と後日は空白になってます。

前日、当日、後日に分けて考えるのは、利用するタイミングが変わればユーザーのニーズも変わり、ニーズが変わればコンテンツも変わり、アプローチ方法も変わってくるという考えのためです。
(前日のニーズは予約、当日のニーズは現場までの地図など)

まずはニーズを決めました。

IAワークショップ01

優先順位は記載していませんが、上からになります。
最初に細かく作っておくと後々楽になる。と仰ってたのですが、出来てるのはイベントの内容が知りたいだけでしょうか。あとはニーズの理由になってしまっています。。

次にコンテンツ。

IAワークショップ02

コンテンツはニーズがよく分かってないと書けませんよね?ここでやっとニーズを細かく作っておく。という意味を理解しました。
イベント内容が知りたいに対応するコンテンツが多いのに対して他のニーズに対応するコンテンツが少ないと感じます。

最後はワイヤーフレームに落としました。

IAワークショップ03

左側は可視化するニーズです。番号はそれぞれの優先順位になっています。つまり
予約したい → 予約受付( 登録ボタン ) が最優先です。

「予約をしたい」に対応する「登録ボタン」は最優先なので一番上に持って行こうとも考えましたが、イベントの内容も分からないのに登録もするわけがないと思い下に配置し、その代わりに余白を多めに取り強調させます。

「イベント内容が知りたい」に対応するのは「イベント概要や講師プロフ、時間や場所」といった情報です。
詳細ボタンはクリックすることでイベント概要が下に伸びて、詳細な内容や事前知識 (来場する前に勉強していた方が良いことなど) が表示されます。
トグル式にしたのは登録ボタンを出来るだけ上に持って行きたいという考えと、イベント内容の中でも重要度の低いコンテンツをあまり強調させたくないという思惑の為です。
他のグループの方の講評で、なるほど!と思ったのですが、ニーズを細かくしていると小ニーズに対する優先順位も付けることが出来るんですね。例えば「イベント内容が知りたい」だけでも

  • 優先順位1. イベント概要が見たい。
  • 優先順位2. 講師プロフィールが見たい。
  • 優先順位3. 地図が見たい。
  • 優先順位4. 時間、場所が知りたい。

と言った感じに。
これが出来れば、どこに何をどのような割合で配置するべきかの指標が出来るので、ワイヤーフレームに落としてもどれが重要なコンテンツであるかが分かりやすくなります。

「参加者一覧が見たい」は、画像 WS04 でせっかく入れた参加者リストのコンテンツが可視化されていません。。why
「キャンセルしたい」は登録とセットになるように配置しました。ログイン制のサービスであれば同じボタンでも良いかもしれません。
「シェアしたい」は優先順位が一番低いので下です。
当日にメモした内容ですが、この段階で注目すべき点は以下のようです。

  • 指定した優先順位が可視化されても分かるか。
  • ロジックを立てて説明できるか。
  • 集めた情報だけ可視化できているか。→ビジネスニーズは入ってないか。

振り返ってみて

とても有意義であったし、デザインに対する悶々した悩みが拭払できた感じがして、興奮しました =3
前日に買ったIAシンキングは読んでみようと思います。
この記事はワークショップやメモした内容を元にしてますので、これが正解というわけではありません。
( 間違ってるとこもあるかも! )
興味のある方はinformation Architectureでググると色々出てくるので調べてみることをオススメします。
ワークショップのスライドが公開されました。aquent “IA” Workshop @Osaka 20111123

最後に

講師の坂本貴史さん、提供のAQUENTさんありがとうございました。
間違ったことが書かれてる点などあれば、ご指摘頂けると嬉しいです。twitter : @yokotak0527